公開日 2024年11月13日
短編映画『ほんまは何がしたいんや!!』藍住町上映会 元藍住南小学校教師 山本晃大初監督作品
【ようやく教え子との約束を果たせる】
昔、藍住南小学校で2年生の担任をしていた山本監督は、大人になりたくない、やりたいことが見出せないこども達へ最後の授業として無謀なチャレンジ映画撮影の完成を約束した。2008年に小学校の先生をしながら祖父の映画製作に本格的に乗り出すべきか、どうしようか悩んでいた時、生徒達は連日のようにテレビから流れてくる疲れ切った大人の姿を見て大人になりたくないと言ってしまっていた。その現実を目の当たりにした時に、やりたいことにチャレンジし生き生きと過ごしている大人もいるんだと示すために最後の勇気を振り絞り全校生徒の前で「祖父の映画を撮ります!」と宣言し学校の先生を辞めて大阪の映像会社へ進むことに。右も左も分からない業界で、揉まれながら諦めかけたことは何度も。しかし生徒達への約束を思い出し、なんとか踏み留まる。ブライダルの撮影から企業VP撮影、テレビ番組の撮影を経てついに太秦で映画・ドラマスタッフとして関わるまでに。更には淡路島を舞台にした映画の主要スタッフにもなり本格的な映画製作を経験する。また経験豊富なスタッフにも恵まれ2019年に満を辞して地元勝浦町での映画撮影に臨む。しかし、その後すぐにコロナ禍に突入してしまう。2020年が教え子達のちょうど成人式であり、なんとか藍住町での上映会をと動くも断念。せめて、オンラインでと上映会を計画するも、当時の教え子には届かず悔やむ結果となる。コロナも落ち着き始めた2024年。地元での理解も得られ上映会を行うことが決定し、ようやく藍住町での上映会が前に進み出した。色んな繋がりを辿り、なんとか教え子の父親と連絡を取ることに成功。教え子との電話連絡を果たし11月17日藍住町での上映会に東京からわざわざ来てくれることに。同級生も誘ってくれ卒業式での再会から数えると12年ぶりに会うことになる。当時の約束を果たす思い出の場所での再会。社会人となった教え子たちに改めて『やりたいことへチャレンジする生き生きとした大人の姿』を届けようとしている。
あらすじ:早くに母親を亡くし、それが原因で父親と段々とソリがあわなくなり、衝突を繰り返す主人公。フラフラと定職につかずに、ヤクザと絡み始める。そんなある日、父親からは、勘当を言い渡される。さらには、慕っていたヤクザの親分から破門に。自分を見失い、孤独と絶望感で打ちひしがれる主人公。スナックで飲めない酒に酔い、生きるのがどうでもよくなっていく・・・。そこに現れたのは、叔父である清だった。壁に飾られた桜の写真をきっかけに清は、主人公に人間が生きる上でとても大切なものを伝えていく・・・。
日時
令和6年11月17日(日曜日)開演/午後2時30分(開場/午後2時00分)終演/午後4時を予定
場所
藍住町総合文化ホール 小ホール
出演者
山本晃大、深津純子、後藤美穂
入場料
無料
チラシ
PDF→短編映画『ほんまは何がしたいんや!!』チラシ[PDF:453KB]
主催・お問合せ先
主催:勝浦で映画をつくる会
お問合せ:info@spotlight-allone.com
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