公開日 2013年06月06日
家庭等からの汚濁負荷量の削減による公共用水域の水質保全と生活環境の改善を目的に、旧吉野川・今切川流域の周辺2市4町(徳島市・鳴門市・松茂町・北島町・藍住町・板野町)は、徳島県が実施する旧吉野川流域下水道の計画に合わせて公共下水道の整備をすすめています。
藍住町は、役場周辺の約90ヘクタールを第1期事業計画区域とし、平成13年度に事業を開始しました。
平成21年4月には、松茂町に徳島県が建設した終末処理場「アクアきらら月見ヶ丘(旧吉野川浄化センター)」が運転開始し、町内の整備済み区域では公共下水道が使用できるようになっています。
なお、平成25年度に第2期事業計画区域(約97ヘクタール)、令和5年度に第3期事業計画区域(約53ヘクタール)を追加する事業計画の変更認可を取得し、整備を進めています。
計画概要
全体計画 | 事業計画 | |
---|---|---|
計画目標年次 | 令和17年度 | 令和11年度 |
計画処理面積 | 約254.0ha | 約239.7ha |
計画処理人口 | 約9,800人 | 約8,960人 |
計画汚水量 | 日平均 6,328m3/日 日最大 7,291m3/日 時間最大 10,501m3/日 |
日平均 5,976m3/日 日最大 6,862m3/日 時間最大 9,887m3/日 |
公共下水道と流域下水道
(1) 流域下水道
複数の市町村をひとくくりにした広域的な観点から下水道を計画し、幹線管渠や処理場を共有して汚水を効率よく処理するもので、県が主体となって事業を行います。
現在、旧吉野川・今切川流域の周辺2市4町(徳島市・鳴門市・松茂町・北島町・藍住町・板野町)で、旧吉野川流域下水道を徳島県が整備しています。
(2) 公共下水道
家庭や工場等から出る雑排水や汚水を管路施設で集めて下水道終末処理場で浄化するもので、市町村が主体となって事業を行います。
公共下水道のうち市町村単独で処理場をもたず流域下水道に接続するものを流域関連公共下水道といい、藍住町公共下水道は、旧吉野川流域下水道に接続する流域関連公共下水道として整備をすすめています。
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