浄水器などの悪質な訪問販売が多発しています

公開日 2006年06月08日

浄水器などの悪質な訪問販売について

最近、藍住町上下水道課の委託であるかのように装って訪問し、高額な浄水器の購入をすすめたり、なかば強引に給水管や排水管の点検・清掃・修理を行って、高額な代金を請求する訪問販売が急増していますので、ご注意ください。

これらのことは上下水道課では行っておりません。

  1. 浄水器取付けのお勧め
  2. 水道管の汚れの調査や水道管の清掃のお勧め
  3. 水質検査や電話によるアンケート調査

いくつかの事例をご紹介します。

事例1

「水道水の検査をするから、コップの水をください。」と言って訪れ、テスター(電気器具)の電極を水道水に入れ、水の電気分解を行い、鉄の電極棒から鉄が溶けだしてできる茶色の沈殿を見せることによって、「健康に有害なものが含まれている」と水道水に対する不安をあおる例があります。そして、「このように純水器を通した水は有害物質が除去されるので、安全な水になる」と宣伝することがあります。

純水器を通した水は純水に近い水となり電気を通しにくく、電気分解が進まないため沈殿ができません。しかし、水道水はおいしい水の要件にもなっているカルシウムやマグネシウムなどを含んでおり電気を通すので、電気分解が進み電極棒が溶け出して沈殿ができます。なお、電極に使用する金属の種類によって沈殿が緑色に変化する場合もあります。

事例2

有害なものを調べる試薬と称して、オルトトリジンを水道水に入れて黄色に変化させ、「水道水にこのような色が付くのは、健康に有害なものが含まれている証拠であり、浄水器を通せば安全な水になる」と宣伝することがあります。

オルトトリジン法による残留塩素の比色法をお客様に見せているにすぎません。浄水器により残留塩素の無くなった水は発色しません。なお、ピンク(赤)に変化する薬品もあります。

事例3

40代くらいの男が来て、水道メーター定期交換のお知らせが届いているはずだから、見せてほしい。」と言われたので見せたところ、「明日、水道メータを取り替えます。3万円かかるが、2万円でよいので払ってください。」と言われたので支払ったが、水道メータの取り替えに来なかった。

上下水道課では、取り替えする前に[水道メーター定期交換(無料)のお知らせ]により、取替予定日などをお知らせします。また、水道メータの交換は、無料で行っておりますので、お客さまにご負担いただくことはありません。

なお、交換業務は、藍住町水道工事店協同組合に委託して実施します。

その他の事例

  • アンケートに答えたらお試し用の浄水器をプレゼントされ、その後に高額な浄水器などの購入を勧める。
  • 水道管の清掃を勧め、清掃後に高額な赤錆抑制の器具の購入を勧める。
  • 水道水を確認させてくださいと言い、強引に家に入ってくる。

訪問販売の被害にあったときは、徳島県立消費生活センターなどにご相談ください。

クーリングオフ制度があります。

〒770-0902 徳島市西新町2-5 徳島経済センタービル内

電話(088)623-0611 ファクシミリ(088)623-0174

お問い合わせ

所属 上下水道課(上水道)
TEL:088-637-3131