令和3年 所信表明・行政報告

公開日 2021年09月24日

<目次>

 

行政報告(令和3年12月議会定例会)

 

行政報告(令和3年9月議会定例会)

 

行政報告(令和3年6月議会定例会)

 

所信表明・行政報告(令和3年3月議会定例会)

 

 

行政報告(令和3年12月議会定例会)

就任あいさつ

11月21日執行の藍住町長選挙においては、住民の皆様から多くのご支持を頂き、2期目の当選を果たすことができました。
感激とともに、職責の重さに身の引き締まる思いであります。
皆様の期待を裏切らないよう、全身全霊を傾け、町政に取り組んでまいります。

現在、国難とも言える少子高齢化の進展、年々と発生確率が高まっている南海トラフ巨大地震、そしてコロナ禍であります。
本当に、先行きが不透明な時代となっており、町政についても非常に難しいときであります。

徳島県全体の人口が20年間で約8万人減少する中で、これまで本町の発展を支えてきた人口増加にも陰りが見え始めてきています。
人口が減少すると、産業の衰退、経済の縮小により、若者の流出が止まらなくなり、さらに人口が減少する負のスパイラルに陥ります。
今、まさに「まち・ひと・しごと」の地方創生に積極的に取り組むときであると強く感じております。

私は、失敗を恐れず、「誰が見ても魅力ある藍住町」を築くための施策を積極的に展開し、人口の維持、増加に努めてまいります。
今後、町の地域特性を最大限に生かしながら、魅力ある藍住町を築くため、職員ともども一丸となって、精一杯頑張りたいと考えております。
住民の皆様におかれましては、何卒ご理解、ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

新型コロナウイルス対応等について

7月中旬以降、感染力の強い「デルタ株」による感染が全国に拡大する中、県内でも、お盆や夏休みの「人流の増加」に伴い、「過去最大の第5波」に見舞われました。
その後は「ワクチン接種効果」も相まって、9月に入ると、県内の新規感染者数は、徐々に落ち着きを取り戻し、10月には31人、11月には4人、と急速に減少することとなりました。
現在、新規感染者が「ゼロ」の日が続き、「とくしまアラート」は全て解除され、本町も、9月26日以降の新規感染者の発生が確認されてない状況です。
一方、世界各国で急速に感染が拡大している新たな変異株「オミクロン株」が国内でも確認されていること等から、今後、感染拡大「第6波」が到来するとも言われています。
引き続き、「感染症対策」にしっかりと取り組み、気を緩めることなく、緊張感を持って、対応にあたってまいります。

新型コロナウイルスワクチン接種

本町では、「11月末までに希望者のワクチン接種を終了する」との国の方針に従い、ワクチンの2回接種を11月27日に終了しました。
現在のワクチンの接種者数は、2万6,743人(約86%)で、全国平均や県内平均を大きく上回る接種率となっています。
現在は、新しく12歳になられた方、諸事情により接種できなかった方の接種を随時受け付けています。
また、12月からは、先行接種した医療従事者の3回目接種を開始します。来年1月下旬からは65歳以上の高齢者への接種をスタートさせ、順次対象を拡大する予定です。
国の接種方針が、二転三転する状況にありますが、今後とも、ワクチン接種が円滑に進むよう、県や町医師会との緊密な連携のもと、全力で取り組んでまいります。

町独自の経済対策

本町では、「外出自粛」や「感染予防への協力」により、多大な影響を受けている民間事業者や町民の皆さんへの支援策を展開しています。

子育て世帯生活支援特別給付金事業

低所得の子育て世帯に、児童一人あたり5万円を支給する本事業については、179世帯、320人に支給を完了し、2月末まで引き続き受付を実施しています。

地域活性化商品券

本事業は、1世帯に1セット、1万5千円の商品券を1万円で購入いただくもので、1万354世帯(対象世帯の約70%(10月末時点))の皆さんに購入いただき、活用されています。

藍住町時短営業飲食店支援事業・藍住町飲食関連事業者支援事業

県が行う営業時間短縮要請に応じた、町内の飲食店及び関連事業者への支援として、11月15日から申請の受付を開始し、32件の申請を受け、710万円を交付しています(12月10日時点)。
申請期限(令和4年1月末)まで、引き続き制度の周知と受付を行ってまいります。

今後とも、これらの事業の円滑な実施をとおし、町内経済の活性化、町民の皆さんの生活支援につなげてまいります。

学校施設整備

町内4小学校におけるトイレの乾式化・洋式化、東幼稚園における男女別トイレの設置

年度内の完成を目指し、工事を進めています。

小・中学校特別教室の空調整備工事

今月中に完了予定です。

GIGAスクール構想

電子黒板については、世界的な半導体不足の影響を受けて納期に遅れが生じておりますが、早期に納品されるよう努めているところです。

今後とも、子どもたちが学習しやすい環境作りを更に進めてまいります。

藍の魅力発信

地域おこし協力隊の活動

町内の約4,600平方メートルの畑で藍を栽培し、9月からは「勝瑞城跡公園」の寝床で蒅(すくも)作りを始めています。寝せこみや切り返しの作業を繰り返し、12月中には約30俵の藍住町産の蒅が仕上がる見込みです。

藍の館・あいずみ藍工房 指定管理者制度の導入

民間活力を活用し、藍の魅力発信やサービス水準の向上と経費の節減を一層図るため、2つの施設への「指定管理者制度」導入に向けた事務作業を進めています。

今後とも、町内外に向け、「阿波藍」の魅力を発信してまいります。

 

行政報告(令和3年9月議会定例会)

新型コロナウイルス感染症

感染症の状況

県内においては、8月の感染者数(954人)は、これまで最大であった4月の感染者数(773人)を、大きく上回る驚異的な数字となりました。
本町においても、県内で発生した複数のクラスター等の影響を受け、感染者数は若年層を中心に急増し、8月の感染者数は、過去最大の感染者数(49人)となりました。町有施設の開館時間短縮、飲食店に対する営業時間の短縮要請など、県と協調して対策を講じ、様々な媒体で町民の皆様に感染防止のメッセージを発信してまいりました。
引き続き、気を緩めることなく、緊張感を持って、対応にあたってまいります。

ワクチン接種の状況

本町では、4月中旬から「医療従事者」、「高齢者施設の入所者」への接種を皮切りに、順次対象を拡大し、7月末までに、全ての対象者に接種券を送付しました。8月には、医療機関での「個別接種」に加え、町民体育館での「集団接種」を開始したところです。
9月6日時点におけるワクチンの接種者数は、1回目の接種終了者が2万1,185人(67.0%)、2回目の接種終了者が1万8,226人(57.6%)となっており、引き続き、政府の目標としている「10月から11月の早い時期」までに、希望者への接種が終えられるよう、鋭意進めてまいります。
今後とも、ワクチン接種が円滑に進み、安心して過ごせる日常を取り戻せるよう、県や町医師会との緊密な連携のもと、全力で取り組んでまいります。

町独自の経済対策

本町では、「外出自粛」や「感染予防への協力」により、多大な影響を受けている民間事業者や町民の皆様への支援策を積極的に展開しています。
「障がい者」や「ひとり親家庭の子ども」に商品券1万円をお届けする事業については、速やかに事務を進め、7月にそれぞれ送付しています。
低所得の子育て世帯に、児童一人あたり5万円を支給する「子育て世帯生活支援特別給付金事業」については、申請が不要な世帯(147世帯、266人)に対し、9月10日に支給を行うこととしています。
また、1世帯に1セット、1万5千円の商品券を1万円で購入いただく、プレミアム率50%の「地域活性化商品券」の販売を7月15日から開始しました。8月末現在で、町内世帯数の半数を超える、約8,200世帯の皆様に購入いただいています。
これらの事業を通じて、町内経済の活性化、町民の皆様の生活支援につなげてまいります。

学校施設整備

町内4小学校のトイレ環境改善を目的に、国の補助金を活用した「乾式化」及び「洋式化」整備工事を、各校2つの工期に分けて実施しています。
一期工事は、北小学校と南小学校は完成し、西小学校と東小学校は、10月上旬の完成を予定しています。二期工事については、いずれも年度内の完成を予定しています。
また、東幼稚園トイレ整備工事は、2月末の完成を予定しており、小・中学校特別教室の空調整備工事については、年内完成を目指し、間もなく着工予定となっています。
今後とも、子どもたちが学習しやすい環境作りを更に進めてまいります。

藍の魅力発信

あいずみ藍工房

5月10日にオープンした「あいずみ藍工房」については、藍染体験や藍を使ったワークショップを始めとする藍の普及推進はもとより、東部地区協、福寿会の会議にもご利用いただいており、幅広く多様な世代が交流する施設として活用しています。

藍deグルメ

7月の「とくしま藍推進月間」に併せて、「藍」に親しむイベントとして「藍deグルメ」を開催しました。イベントの参加者が、昨年の377名から、今年は1,171名に大幅に増加し、イベントの定着とともに、「藍のまち」藍住町のPRが図られたところです。
今後とも、本町で半世紀ぶりに復活した「阿波藍」の魅力を町内外に発信してまいります。
 

行政報告(令和3年6月議会定例会)

新型コロナウイルス対応

県内においては、4月の感染者は773人となり、昨年2月から今年3月末までの感染者数546人を大きく上回る驚異的な数字となりましたが、5月末になって、ようやく減少傾向に転じたところです。
本町においても、県内で発生した複数のクラスターの影響を受け、4月から5月の感染者数は急増し、高齢者が利用する各施設の使用中止や、ゴールデンウイーク中における学校部活動の全面休止、時間短縮等の措置、飲食店に対する営業時間の短縮要請など、県と協調して対策を講ずるとともに、様々な媒体を通じ、町民の皆様に感染防止のメッセージを発信してまいりました。
引き続き、気を緩めることなく、緊張感を持って、対応にあたってまいります。

新型コロナウイルスワクチン接種

ワクチン接種の状況

本町では、4月の中旬から「医療従事者」、「高齢者施設の入所者」にワクチン接種が始まっています。
また、4月22日には、在宅の65歳以上の高齢者を対象に「第1弾」となるワクチン接種の予約受付を開始し、約5,800名の受付を行い、5月10日からは町内22の医療機関で順次接種を進めているところであり、6月5日時点におけるワクチンの接種者数は、1回目の接種終了者が約3千人、2回目の接種終了者が、約900人となっています。

「第2弾」65歳以上の高齢者の予約受付開始

6月19日からは、「第2弾」の予約受付を開始することとし、電話での混雑を緩和するとともに、パソコンに不慣れな高齢者をサポートするため、役場庁舎1階(6月19日、20日)と保健センター(6月19日~23日)において、「予約支援窓口」を開設します。また、高齢者の接種機会を拡大するため、医療機関での接種に加え、7月には、集団接種を行ってまいります。
今後も、本町へのワクチンの供給量や時期が不明確であるなど、不確定要素が多い中ではありますが、多くの町民が期待されているワクチン接種が円滑に行えるよう、県や町医師会との緊密な連携のもと、引き続き、体制確保に向け、全力で取り組んでまいります。

町独自の経済対策

「商品券事業」の実施

「外出自粛」や「感染予防への協力」により、多大な影響を受けている民間事業者や町民の皆様への支援策として、昨年6月議会で議決を頂いた「プレミアム商品券事業」や「食うポン券事業」などについて、現在も継続してご利用いただいています。
また、今年度は、先の3月議会でお認めいただいた、「障がい者」や「ひとり親家庭の子ども」に商品券1万円をお届けする「福祉商品券事業」を実施することとしています。
これらの事業に加え、本町にも多大な影響を及ぼした新型コロナウイルス感染症「第4波」に対する支援策として、新たに7月から、1世帯に1セット、1万5千円の商品券を1万円で購入いただく、プレミアム率50%の「地域活性化商品券発行事業」を実施し、町内経済の活性化、町民の皆様の生活支援につなげてまいります。

GIGAスクール構想

小中学校のタブレット端末の整備状況

現在、全国的に「GIGAスクール構想」の一環として、小中学校に1人1台端末を整備し、積極的な利活用の促進事業が進められています。
現在の進捗状況としては、藍住東小学校と藍住北小学校の2校に、1人1台タブレット端末の整備が完了し、既に授業での活用も開始され、子どもたちは生き生きとした表情で端末を操作しているとのことです。
今月中には、西小学校、南小学校の2校、7月には藍中・東中の両中学校にそれぞれタブレット端末が整備され、夏休み期間中に全端末とサーバーとの設定を行い、2学期からは全小中学校で、タブレット端末を活用した授業を展開してまいります。

藍の魅力発信

あいずみ藍工房オープン

かねてより建設を進めていました「あいずみ藍工房・本館」は、5月8日に地元の「福寿会」や「東部地区協」の役員の方等をお招きして内覧会を開催し、5月10日にオープンしました。
本館には地域おこし協力隊の事務室のほか、大会議室や実習室を備えており、「藍の普及推進に関する催し」はもとより「地域の行事」や「グループ活動」にもご利用いただき、幅広く多様な世代が交流する施設として、また、地域の活性化に資する中核的な施設として活用を図ってまいります。

あいずみ藍工房

藍染め体験、ワークショップの開催

7月は「とくしま藍推進月間」であり、7月24日は「とくしま藍の日」です。町では、この期間に例年開催している「“藍”deグルメ」のほかに、新たに「あいずみ藍工房」での藍染体験やワークショップの開催を計画しています。さらに8月以降の定期的な開催も検討しており、より多くの町民の皆様に本町で、半世紀ぶりに復活した「阿波藍」に親しんでいただく機会を創出してまいります。

 

所信表明・行政報告(令和3年3月議会定例会)

新型コロナウイルス感染症対策

新型コロナウイルス感染症については、発生から1年以上が経過してもなお、その収束が見通せない状況にあります。本町も、複数のクラスターの影響により、2月の感染者が急増しました。
このため、高齢者が多く集まる各施設の使用中止など緊急の措置を行うとともに、様々な媒体を通じ、町民の皆様に感染防止の注意喚起を発してまいりました。
引き続き気を緩めることなく、緊張感を持って対応にあたってまいります。

新型コロナウイルス感染症に係る「地域経済支援」・「生活支援」

「プレミアム商品券事業」や「シルバー応援事業」などを現在も継続して行っていますが、新年度には、障がい者やひとり親家庭の子どもに対し、町内で利用できる商品券を新たに配布します。

子育て支援

民間保育所の開設

今月に、民間保育所3園が新たに開設しました。
これまでの「保育所は3歳まで、4歳からは幼稚園」という一律方式を抜本的に見直し、保育所でも4歳、5歳児の受入れを可能とするものです。
新年度に、もう1園の整備を予定しており、民間活力を最大限活用し、保護者のニーズに、しっかりとお応えしてまいります。

子ども家庭支援室の設置

児童虐待の抑止や早期対応、育児やしつけの不安、悩みの相談支援を行う「子ども家庭支援室」を、合同庁舎2階に設置しました。
教育委員会の「青少年相談室」と併設することにより、増加傾向にある虐待案件に、これまで以上に、一体的かつきめ細やかに対応を図ってまいります。

教育環境の充実

GIGAスクール構想・学校現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)

小中学生にひとり1台の学習用端末と、高速大容量の通信ネットワークを構築する、いわゆる「GIGAスクール構想」については、現在、整備・導入を進めているところであり、今年度前半には本格運用を開始します。
併せて、電子黒板も順次導入することとしており、学校現場における「DX(デジタルトランスフォーメーション)」を強力に推進してまいります。

小学校トイレの大規模改修

12月補正予算で、有利な財源を活用し、北小学校、南小学校のトイレの大規模改修を行うこととしていましたが、この度、西小学校、東小学校のトイレの大規模改修、及び各小中学校の特別教室のエアコン設置に係る国補助金の事業採択を受けました。
各学校の改修工事を同時に行うことによる「町財政への影響」は決して小さいものではありませんが、こうしたチャンスを逃さず、一気に整備を行うことで、教育環境を飛躍的に高めたいと考えています。

若者の移住・定住

現在の「コロナ禍」において、東京都が転出超過になるなど、地方の良さが見直されています。
本町は人口が増えている数少ない自治体ではありますが、将来を見通し、この機会を逃さず、藍住に移住・定住を希望する若者を支援してまいります。

新たな奨学金返還支援制度の創設

「日本学生支援機構」等の奨学金を借りられている方で、一定期間、本町に定住した場合、最大で「年間10万円を5年間支援する制度」を創設し、地域の将来を担う人材の定着に努めてまいります。

高齢者施策

「県内で最も平均年齢が若い」と言われている本町も、高齢化率は年々高まっています。
「高齢者がいきいきと生活できることが、町の活性化につながる」との思いのもと、これまでも高齢者の健康づくりなどの施策を進めてきましたが、今年度より、新たな取組を進めてまいります。

敬老祝い金・敬老のつどい

従来、77歳、88歳、99歳といった「節目の年」にのみ、お配りしていた「敬老祝い金」を、75歳以上の方「全て」に、町内の商店で利用できる3千円の商品券を「毎年」お配りします。
また、町内1カ所のみで行っていた「敬老のつどい」を見直し、今年度からは地域の老人クラブ等が主体となって実施する、「世代間交流」や「独居老人対策」などを視野に入れた「参加型交流行事」に対し、支援してまいります。

おでかけタクシーチケット交付事業

高齢者の移動手段の確保として、75歳以上のみの世帯の方で、要支援要介護認定を受けていない方に対し、5千円分の「タクシーチケット」の配布を行い、日常生活における利便性の確保と経済的負担の軽減を図ります。
今後とも、高齢者の交流の輪を広げ、社会参加の促進に資する取組を、効果検証を行いつつ、さらに進化させたいと考えています。

防災対策

「東日本大震災」から10年が経過し、未曾有の大災害の犠牲になられた方々に、改めて哀悼の意を表しますとともに、被災地におかれては、復興はもとより、震災前以上の発展を遂げられることを祈念します。

町の取組

近年、国内では地震や大雨等による災害が毎年のように発生しています。
本町も、南海トラフ巨大地震をはじめ、様々な災害への「備え」として、自主防災組織の新規結成や活性化、避難所の「QOL」の向上や感染症対応の資機材の充実、さらに昨年度は専門家を交え、「職員の初動対応訓練」を実施しました。

防災行政無線のデジタル化

昨年度から整備を進めている「防災行政無線のデジタル化」が完成し、クリアな音声で聞き取りやすくなるとともに、文字情報として「藍メール」での同時配信や、専用ダイヤルによる「聞き直し」も可能になりました。
今後とも、「自助」「共助」「公助」の連携の輪を広げ、被害を最小限に食い止める「災害対応」に、積極的に取り組みます。

藍の振興

あいずみ藍工房が完成

町内での葉藍の栽培から蒅づくりまで一貫して取り組んでいる「地域おこし協力隊」の活動拠点となる「あいずみ藍工房」が完成しました。
事務室や展示スペース、集会室、実習室を備え、藍関連技術者の育成や藍染め体験を通じ、多様な世代が集う新たな複合交流施設としての活用を図ります。

インフラ施設の改修

西クリーンステーション

稼働開始から40年が経過しており、排ガス中の煤塵を濾過捕集する装置をはじめとする基幹設備の更新が必要となっており、今年度から2年間をかけて大規模な改修を行うこととしています。

中央クリーンステーション

従来の処理方式を抜本的に見直し、「し尿・浄化槽汚泥を公共下水道に希釈して放流する方式」に転換するため、国の交付金を活用し、大規模改修工事に着手しており、今年度中には完了する見込みとなっています。

浄水場施設

「第1浄水場・高圧受変電設備」及び「第2浄水場・ろ過機」等の更新工事を行っているところであり、今年8月には完了の見込みとなっています。

行財政改革

「民間でできることは民間に」との考えのもと、これまでも「行財政改革基本計画」に基づき、町有施設の民間移管や管理委託を進めてきたところです。

町内体育施設の管理委託

この度、「町民体育館」、「町体育センター」、「町武道館」及び「町民テニスコート」について、管理者を公募し審査の結果、「特定非営利活動法人・あいずみスポーツクラブ」を指定管理者に指定することが適当であるとの判断に至り、より効率的な運営を行うため、一括で管理委託を行うこととしました。

結び

新型コロナウイルス感染症の猛威が1年以上続いており、社会・経済活動は大きな打撃を受けています。
本町も、税収の見通しが不透明であり、厳しい財政運営を余儀なくされるものと認識しており、更なる行財政改革を進めていく必要があります。
一方、こうした状況であるからこそ、「町民の福祉の向上や生活を守る事業」はもとより、「将来を担う子どもたちへの投資」、「アフターコロナを見据えたにぎわいの創出」など、未来に成果が開花する施策にも、工夫を凝らし、積極果敢に取り組んでいかなければなりません。
今後とも、町民目線に立ち、活力ある自立した町づくりを、そして安全で安心な町づくりを推進してまいります。
 

お問い合わせ

所属 総務企画課 政策推進室
TEL:088-637-3124