令和8年 所信表明・行政報告

公開日 2026年01月20日

<目次>

 

所信表明・行政報告(令和8年3月議会)

 

新年のあいさつ(令和8年1月)

 

所信表明・行政報告(令和8年3月議会)

【物価高対策】

食料品をはじめ生活必需品の価格高騰は、依然として私たちの生活に影響を及ぼしています。
本町では、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、1月1日現在で住民登録のある約15,700世帯を対象に、2万円分の商品券を1万円で購入できる「物価高騰対策プレミアム商品券事業」を3月1日から開始しました。
商品券は、ゆめタウン徳島サービスカウンター又は藍住町商工会で購入することができ、町内登録店舗で利用できます。使用期限は、令和8年8月末までです。
また、今年度に国の交付金を活用して実施する事業については、鋭意検討を進めているところであり、引き続き町民の皆さんの生活支援と町内の経済活性化を図ってまいります。

【総合計画】

昨年度をもって「第5次藍住町総合計画」の計画期間が終了したことから、新たに令和8年度から令和15年度までを計画期間とする「第6次藍住町総合計画」を策定しました。
策定にあたっては、昨年12月定例会で承認された基本構想を柱に、その実現に向けた具体的な施策を体系化した基本計画を加えて、素案を作成しました。また、外部委員等で構成された総合計画・総合戦略推進委員会からの提言をもとに修正を加えた計画案について、パブリックコメントを実施しました。
本計画が掲げる「“あい”とともに、住み続けられるまち藍住」の実現に向け、町民の皆さんとともに取組を進めてまいります。

【世代間交流施設】

業務スケジュールの一部を変更し、みどり橋の解体・撤去に係る作業を前倒しして進めています。
3月に重機や資機材等の搬入・工事ヤードの整備を行い、4月には本格的にみどり橋の解体・撤去作業に着手します。
また、施設の設計についても、関係団体等との協議を行いながら順調に進めています。
10月には設計を終え、施設の建築工事と新橋の架橋工事に着手する予定であり、令和10年春の施設供用開始に向けて着実に進めてまいります。

【防災対策】

去る2月4日に徳島県より公表された南海トラフ巨大地震の新たな被害想定では、本町における津波被害想定は減少したものの、震度想定がこれまでの6強から7に見直されました。
こうした状況から、現在進めている「東部防災備蓄倉庫整備事業」の重要性はより一層高まっています。
本事業は、発災直後の物資供給拠点及び東部地区を中心とした住民の皆さんの安心を支える要として、より実効性の高い備蓄体制を構築するものであり、今年度内の竣工を目指しています。
あわせて、地域防災計画の見直しやハザードマップの更新を行い、町民の皆さんの生命と財産を守る強靭なまちづくりを進めてまいります。

【水道施設更新】

老朽化や耐震性の不足が懸念される第2浄水場の更新整備事業については、用地の造成工事が完了しました。
今年度から、施設の築造等の本格的な工事に着手し、現行施設での給水を継続しながら段階的に施設を更新していく計画です。
町民の皆さんに将来にわたり安全で安心な水を安定供給できるよう、令和13年度の完成を目指して着実に事業を進めてまいります。

【一般廃棄物処理計画】

平成30年に現行の「一般廃棄物処理基本計画」を策定してから8年が経過し、SDGs(持続可能な開発目標)への取組や、プラスチック資源循環の促進など、ごみ処理を取り巻く環境は大きく変化しています。
こうした時代の変化に対応するため、次期「一般廃棄物処理基本計画」を策定します。
この計画を通じて、町民・事業者・行政が一体となった循環型社会の構築を進め、持続可能な藍住町の実現に向けて取り組んでまいります。

【子育て支援】

本町では、子育て世帯の経済的負担の軽減を目的に、令和7年9月から認可保育施設における0歳児から2歳児までの保育料について、所得要件を満たした方を対象に無償化を実施しています。
この度、徳島県が無償化対象を認可外保育所にも拡大したことを受け、本町では今年度より、認可外保育施設に通う0歳児から2歳児までの保育料を県の示す基準に基づき助成します。
今後も、少子化の一因である子育て世代の経済的不安の解消に向けた取組をより一層図ってまいります。

【高齢者施策】

令和9年度を初年度とする「第10期介護保険事業計画・高齢者福祉計画」の策定を進めるとともに、適切な介護サービスの提供体制の確保や地域支援事業の一層の充実を図り、高齢者が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けられる環境づくりに取り組んでまいります。
また、加齢による聴力の低下が、外出機会の減少や地域とのつながりの希薄化、認知機能の低下などにつながることを踏まえ、今年度から助成要件を満たす方を対象に、補聴器本体の購入に対し3万円を上限とした助成制度を創設します。

【高齢者移動支援事業】

物価高による家計への負担が増す中、外出控えを抑制し、高齢者の移動支援をさらに充実させるため、「藍住町ノリ乗りタクシー券事業」について、今年度からタクシー券の購入可能冊数を最大3冊から5冊に拡充します。
また、郵送料の削減と事務作業効率化のため、通知対象を前年度購入実績のある方と新たに75歳に到達する方に絞ります。
今後も、本町を取り巻く環境に応じた多様な移動手段の導入について検討を進めてまいります。

【健康づくり対策】

令和7年4月から導入した妊婦歯周病検診により、妊娠中の歯周病などのトラブルの早期発見と、早産・低出生体重児のリスクの減少に努めています。
また、4月から妊娠28週~37週の妊婦を対象に、RSウイルス感染症予防接種を開始し、新生児や乳児の肺炎などの重症化予防を図ります。
今後も妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を行い、母子保健の向上に取り組んでまいります。

【小学校給食費無償化】

国において「給食費負担軽減交付金」が創設されたことを受け、4月からこの交付金を活用して小学校給食費を無償化します。
なお、幼稚園及び中学校給食費の保護者負担は継続しますが、町からの補填を行うことで給食費を据え置き、家計への負担軽減を図ります。
また、中学校への無償化拡大については、国の動向を注視しながら、国の開始時期に合わせて実施したいと考えています。
今後も栄養バランスや安全面に配慮し、安心でおいしい給食の提供に努めてまいります。

【グローバル人材育成】

令和5年度から実施している「英検チャレンジ事業」に加え、今年度からは、中学1年生全員に英検を受検してもらうことで、英語力と学習意欲の向上を図ります。
また、中高生が「藍の館」を英語で案内する「英語ガイドバンク」を今年度から始動し、地域の歴史文化を世界へ発信する体制を整え、生徒の国際感覚を養ってまいります。

【藍の魅力発信】

本町をはじめとする構成9市町の取組が評価され、「阿波藍」に関する日本遺産の認定継続が決定しました。
今後は新計画に基づき、構成自治体及び民間事業者との連携を加速させ、産官学が一体となった広域ネットワークを深化させながら、藍文化の継承と地域経済の活性化を両輪として、その魅力を国内外へ戦略的に発信してまいります。

【結び】

現在、人口減少や少子高齢化、物価高騰、大規模災害への対策など多くの課題に直面しています。今後もこれらの課題と真摯に向き合い、誰もが住んで良かったと思える、そして誰もが安心して暮らせる持続可能なまちづくりに一層取り組んでまいります。そのために、変化をおそれず、70年の歩みで培われた基盤を礎に、未来への挑戦を続けてまいります。
 

新年のあいさつ(令和8年1月)

明けましておめでとうございます。令和8年の輝かしい新春を、健やかにお迎えのことと存じます。日頃から、町政へのご理解とご協力を賜り、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
昨年は、藍住町町制施行70周年という節目の年であるとともに、11月9日執行の藍住町長選挙では、町民の皆様から温かいご支援をいただき、三期目の当選を果たすことができました。
さて、年頭にあたり、現在進めている主な事業、今年の重点的な取組と町政に臨む姿勢を申し上げ、一層のご理解とご協力をお願いしたいと思います。

【物価高対策】

国からの重点支援地方交付金の拡充を受け、町民の皆様の生活支援と町内事業者への経済的緩和に向けた具体的な施策を鋭意検討しているところであり、町民の暮らしに寄り添った更なる取組を進めてまいります。

【防災対策・災害物資集配拠点施設整備事業】

南海トラフ巨大地震はいつ発生してもおかしくない状況であり、引き続き対策を推進していく必要があります。
本整備事業は、4,200人の避難者が3日間過ごせる量の物資を備蓄できる倉庫を勝瑞地区に建設し、地震や洪水等による多数の避難者が想定される町東部地域の防災力向上を図るものです。現在、備蓄倉庫の実施設計を進めており、令和9年3月の竣工に向けて整備を進めてまいります。

【(仮称)藍住町世代間交流施設整備事業】

老朽化が進む老人福祉センター「藍翠苑」と勤労女性センターの機能を複合化し、オープンスペースやキッズスペースなどの新たな施設機能を付加することで、多世代の交流やコミュニティの形成を促し、町民の幸せやまちの賑わいを創出する施設を、藍翠苑敷地及びゲートボール場一帯に整備します。
また、施設に隣接する正法寺川の川辺空間も含めて、町民の皆様の新たな交流と憩いの場とする計画であり、老朽化で現在使用を停止している「みどり橋」に代わる新橋を架橋することとしています。令和10年春のオープンを目指し、着実に整備を進めてまいります。

【子育て世代への支援】

待機児童の解消と安定的な保育の提供につながるよう、本年4月の開設に向けて、認可保育所の増築を進めているところです。
また、不妊治療を受けているご夫婦の経済的負担を軽減するために、令和7年度から町不妊治療費助成事業を実施しており、一般不妊治療(タイミング法、人工授精等)、生殖補助医療(体外受精、顕微授精、男性不妊手術)の治療に要する費用の一部を助成しています。

【高齢者施策】

高齢者の皆様が、安心して元気に過ごしていただけるよう、介護予防や認知症予防の教室を楽しく続けられる環境づくりを進めてまいります。あわせて、フレイル予防を広めるために、フレイルサポーターの育成や、その活動を温かく支えてまいります。

【健康づくり】

「生活習慣改善対策」の一つとして、歯と口腔の健康のため、歯科保健事業に取り組んでいます。
令和7年度からは妊婦歯周病検診を実施しており、妊娠期での歯周病の早期発見、早期治療に努めています。

【教育環境の充実】

児童・生徒の皆さんが家庭へ持ち帰って学習することを想定して、1人1台のタブレット端末を用意し、安全かつ有意義な家庭学習ができるよう、フィルタリング機能や学習アプリケーションも充実させています。
また、子どもたちの熱中症リスクの軽減や、避難所として地域住民の皆様が安心して過ごせる環境整備を目指して、学校体育館への空調設備の整備を進めています。現在、藍住東中学校体育館の空調設備の整備を行っており、藍住中学校や各小学校の体育館についても順次、整備を進めてまいります。

【藍の魅力発信】

「藍住町文化財保存活用地域計画」が示す将来像の実現を目指し、日本遺産のストーリーを活かした多角的な魅力発信を展開します。
また、令和元年度から取り組んでいる、本町産の蒅づくりを活用し、「藍」の魅力を力強く発信することで、次世代に誇れる、自立したまちづくりを推進してまいります。

【結び】

私はあらゆる世代の皆様に「藍住町に住んで良かった」と実感いただけることが、何より重要であると考えております。
そのため、まちの将来を見据えた効果的かつ効率的な行財政改革を推進するとともに、教育や福祉の充実、産業の振興、防災対策に全力で取り組み、活力ある自立したまちづくりを進めてまいりますので、皆様方のお力添えをお願いいたします。
今年1年が、町民の皆様にとりまして、夢と希望に満ちあふれた、すばらしい年になることを祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

お問合せ

企画政策課
TEL:088-637-3124