町政運営方針

平成31年を迎えて

 

 新年明けましておめでとうございます。平成31年の輝かしい新春を迎え、皆さまのご健康とご多幸を心からお祈り申し上げます。

 

 私が町長に就任させていただいてから、職員と一丸となり新たな町政に無我夢中で取り組み、早1年がたちました。この間に町民の皆様から賜りました町政へのご協力の数々厚くお礼申し上げます。

 さて、年頭にあたり、藍住町の現在実施しております主な事業の状況と、私の町政に臨む姿勢を申し上げ、ご理解とご協力をお願いしたいと思います。

 

 現在建設中の町総合文化ホールについては、既に町の象徴である藍色の外壁がご覧いただけると思いますが、建物外部工事はほぼ完了し、現在は舞台装置等の内部工事を中心に進めており、3月末には竣工の予定となっております。今後、保健センター、地域包括支援センター、社会福祉協議会の移転及び旧施設の解体、また跡地を緑地広場・駐車場として整備した上で、今年11月頃には全館オープンの予定としております。

 客席数633席のホールに加え、リハーサル室となる多目的ホールやギャラリー、マルチルーム等を備えた施設であり、文化の薫る町づくりの拠点として、また地域間交流、世代間交流を促すシンボルとして、是非多くの皆様にご利用いただきたいと思います。

 

 次に町名の由来ともなっている「藍」についてですが、かつては藍の一大産地であった本町も、現在は葉藍の栽培や蒅作りが途絶えて久しい状況にあります。

 そこで、これを何とか復活させたいと考えており、昨年、地域おこし協力隊2名を採用し、藍作、すくも作り、藍染めまでを一貫して実施できる担い手として現在研修を行っているところです。

 今年はさらに体制を強化するとともに、見性寺の北側において藍こなし、(すくも)作り、藍染めができる施設の整備を進めてまいります。

 また、藍の魅力発信する藍住ならではのファッションショー事業「インディゴ・コレクション」や藍のワークショップ、様々な場所を活用しての展示などを含め、藍文化醸成の機運を盛り上げ、藍を町内外に発信していく事業を積極的に展開してまいりたいと考えております。

 

 子ども・子育て支援については、昨年10月から「はぐくみ医療費助成制度」の対象者をこれまでの中学校修了までから、18歳到達の年度末までに拡大しました。また、一定の所得制限はありますが、3歳児から5歳児のうち、第2子の保育所及び幼稚園等の利用者負担無償化を図ったところです。さらに、勝瑞放課後児童クラブ及び西部放課後児童クラブの施設増設に着手しており、今年4月開設を目指しております。

 

 高齢者の皆様にも元気でいきいきとした生活を送っていただきたいと考えております。その一環として昨年から開始した「健康ウォーキングポイント事業」は、65歳以上の方で要介護(要支援)認定を受けていない高齢者の皆様を対象に、健康づくりと筋力アップの目標を持って気軽に取り組んでいただくもので、ゆめタウン徳島との連携のもと、店内を一定歩数以上ウォーキングすることでポイントを貯め、これを商品券と交換するもので、既に400人以上の方に取り組みをいただいております。こうした健康寿命を延伸するための事業に今後も注力してまいります。

 

 南海トラフ巨大地震は30年以内の発生確率が70~80%とされているなど、地震や大雨等の災害はいつどこで発生してもおかしくない状況にあります。そのため、先述した総合文化ホールは、福祉避難所としての機能を整備するとともに、町合同庁舎の機能が喪失した場合に災害対策本部と使用できるよう防災設備も配備していく予定です。

 また、登録制メール配信システム「藍メール」をスタートさせており、平時は定期的に行政情報をお届けしますが、災害時には発災状況、避難所開設情報、道路冠水情報など災害情報を配信いたします。いざという時に迅速かつ的確な判断や行動をとっていただくために、情報は不可欠であり、まだ登録されていない方は是非登録をお願いいたします。

 

 私は町政運営にあたり、町民の皆様に「藍住町に住んで良かった」と実感いただくことが何より重要であると考えております。そのため、教育や福祉の充実、産業振興、防災対策に全力で取り組み、活力ある自立した町づくりを推進してまいりますので、皆様のお力添えをお願い申し上げます。

 今年は、平成というひとつの時代が終わりを告げ、新元号に移行する節目の年となります。いよいよ東京オリンピック・パラリンピックも来年に迫り、2025年の大阪万博の開催が決定され、新しい時代の幕開けを予感させる年でもあります。町といたしましても、新時代にふさわしい新たなにぎわいや交流を創出してまいりたいと考えております。

 

 今年1年が町民の皆様にとりまして、夢と希望に満ちあふれた、すばらしい年となりますようご祈念申し上げ、年頭のあいさつといたします