建築美と歴史・展示室

屋敷の建築美

旧奥村家は天保から明治にかけて大藍商として大きく発展しました。その大藍商の威勢を反映して作られた建物は、優雅で手の込んだ建築物として高く評価されています。

 

歴史を物語る史料

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また、奥村家は古民具や美術品をたくさん所蔵しています。一部は新館の2階に展示されています。美術品では、とくに名匠土佐光起の踊の絵と蕉村の俳画は貴重な文化財として注目されている名品です。また、明治6年初夏に勝海舟が奥村嘉蔵のために書いた「常静」の書もすばらしいものです。これらの史料は藍商により繁栄した奥村家の歴史を物語っています。

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また、奥村家は古民具や美術品をたくさん所蔵しています。一部は新館の2階に展示されています。美術品では、とくに名匠土佐光起の踊の絵と蕉村の俳画は貴重な文化財として注目されている名品です。また、明治6年初夏に勝海舟が奥村嘉蔵のために書いた「常静」の書もすばらしいものです。これらの史料は藍商により繁栄した奥村家の歴史を物語っています。

 

 

 

 

 

展示室

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奥村家の屋敷をそのまま資料館としている当館では、館内の各所に藍染めの製造行程をミニチュアで再現したものや、当時の農機具や民具、藍染めの伝統的な着物や古布、藍の現代作品、藍の流通関係史料、藍商の経営史料(古文書)、奥村家美術品などを常時展示しています。

寝床

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寝床には阿波藍栽培の過程と作業に使われた当時の農機具、道具が展示されています。阿波藍の栽培から加工には多くの道具を必要とし、なかでも93点は国の重要民俗資料に指定され、所蔵されています。


あいがき

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はたご

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ていたばこ

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うす

藍の農具類

農具がどんな作業のときどのように使用されていたのか紹介しています。

藍の農具全員集合

藍染ができるまで

館内各所に点在している紙人形は、藍の播種から出荷までの24場面を再現し、誰にでも容易に阿波藍の知識を与えてくれる芸術品となっております。下のリンクをクリックし、24場面をご覧ください。

阿波藍の栽培

藍の栽培から収穫までを紹介しています。

すくもの加工

収穫した葉藍を発酵させてすくもに加工するまでを紹介しています。

阿波藍の流通

商談から出荷までを紹介しています。

藍染

染料として染めるまでを紹介しています。